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2010/05/31 更新

第5回「新しい技術ってなんだろう?」

本コラムも5回目を迎え、ネタについての幅をそろそろ広げないとな、と感じているところです。
改めてこのコラムの趣旨を見つめなおしてみると、ふとあることに気がつきました。
コラムの紹介文では「Web技術やトレンドについて、面白おかしく、時には真面目に考察します。」とありますが、 ここ4回を見てみると、「面白おかしく」の部分が皆無じゃないか!!ということ。
とはいえ、ここで「今回は面白おかしいコラムです!」と宣言してから書き始めるのも 自らのハードルをあげることになるので、宣言はしません!

さて、今回のコラムですが「新しい技術」というものに焦点を当ててみたいと思います。
新しい技術、皆さんは何を思いつきますか?
普段使っているパソコンのあの部分、乗っている車のこの部分、お気に入りのマグカップのこの部分・・・
私たちの身の回りには、私たちの知らないところで様々な「新しい技術」が使われています。
もちろんWebサイトに関しても同じことが言えます。
専門的にWebに関する仕事をやっている人なら、あるサイトを見たときに「お!ココはあの技術を使っているな!」などと、気づくことがあると思います。
新しい技術というものは、使っている人には気がつかないものが大半なのではないかと思います。

さて、私たちWebの専門家が必要としているのは、車に関する新技術でもありませんし、マグカップの作り方に関する新技術でもありません。 当然 Webに関する新技術を必要としています。
現在(2010年5月末)Googleで「Web 新技術」と検索すると「Google Gears」、「Ajax」、「HTML5」などのワードがひっかかってきます。 これらの言葉は、当サイトに訪れた皆様なら、よく知っている言葉なのかもしれません。

ただ、これらのワードはいつごろから出はじめたのでしょうか?
Ajaxなんかは、言葉が出始めたのはもう2年以上も前のことです。
「今更これを新技術と呼ぶの?これって当たり前の技術じゃない?」と思う人も多々いると思います。
ただ、この専門家からすれば当たり前であろう言葉もWeb業界の中で生きていながら知らない人もまだまだいると思います。 (流石にAjaxを知らない人はいないかも知れませんが・・・)

Web業界は変化・進歩が早い、といいますが、それは当然のこと。
なぜなら、車の新しい技術を使おうとするとお金もかかりますし、専門的な知識も当然必要です。
それに比べて、Webの新しい技術はほとんどのものは比較的お金もかかりませんし、それなりの知識があれば誰でも使えます。
多くの人が使える、ということは単純にそれだけ新しいことを生み出す人が多い、ということになります。

そういった変化の早いWeb業界の中で、私たちは「専門家でありながら知らない人」の部類に入らないように気をつける必要があります。
私たちも、数年前に「新しい技術に対するアンテナが低いんじゃないか?常に新しい技術を近くに置いておくにはどうしたらいいんだろう?」と悩んだことがあります。
新しいことを知らなくてもWebサイトの構築はできますし、運営していくこともできます。ただ、それは作ることができるというだけで、お客様に対して良いサービスを提供している、というのとは少々異なってきます。

新しいことを常に知ること、それは別に難しいことをしている訳ではありません。誰もができることだと思います。

・Webトレンドに関するニュースを定期的に見る
 →まずは情報を仕入れてみる
・新しいサイト、コンテンツを定期的に見る
 →サイトやコンテンツから得られる情報は沢山ある
・新しいものはとりあえず触ってみる
 →新しい技術が必ずしも良い技術とは限らない

ちょっとしたことですが、これだけでも毎日習慣として続ければ得られることは沢山あります。
ただし、日々の業務に追われるなかで、これらのことを習慣として続けていくのはとても困難なことだと思います。
見る人それぞれのコツが必要な場合もあります。
でも、日々時間を決めてでも続けることがとても重要で、そうしていくことで、必ず自分の力になっていきます。
そして、それを続けることでお客様に対して良いサービスを提供することができます。

先ほども言いましたが、必ずしも新しいものが良いとは言い切れません。
常に新しいものを見て、触って、そしてより良いもの取捨選択して提案していく。
それがWebの業界で働く人たちにとって必要なことだと思います。
「以前は色々新しい提案をしてくれたのに最近はぜんぜん提案してくれないなぁ・・・」などとお客様に言われて悲しいですよね。
継続は力なり 続けて行くことがなによりも大切です。

さて、新技術が「新しい」と思われるのはいつまでなんでしょうか?
先ほど例としてあげた、Ajaxやmixiアプリ、Twitter API、iPhoneアプリ、AR(拡張現実) etc...
様々な新しいものがありますが、3年後、4年後には何がなくて何が増えているんでしょうか?

このWeb研究所では、このような新しい技術を少しずつ皆様に見せていけたらな、と思っています。
また、ソーシャルメディアとして活躍しているTwitterのハカセ(アカウント名:@hakase_now)も常に新しいものを追いかけています。 ハカセのつぶやきからトレンドを見つけることもできるかもしれません。

最後に、これだけ変化が早いWeb業界の中で生きて行くのは大変なことですが、とても幸せなことなのかもしれません。
なぜなら、今最も成長しているWebというメディアの中で常に最先端をいけるわけですから。