2010/02/03 更新
第2回「Webシステムのユーザビリティって?」
本コンテンツのサービス一覧の紹介にあるように、私たちはインターネットやイントラネットのWebシステムの設計・開発を行っています。
その中では、いつもユーザビリティを意識しています。
今回はユーザビリティについて普段、思っていることを語りたいと思います。
ちなみに、ユーザビリティとは、ISO 9241-11において、「特定の利用状況において、特定のユーザーによって、ある製品が、
指定された目標を達成するために用いられる際の、有効さ、効率、ユーザーの満足度の度合い。」
と定義されています。
これを私なりにインターネットのWebシステムに当てはめてみました。
「インターネットにアクセスできる(特定の利用状況)全世界のユーザー(特定のユーザー)によって、 私たちが設計・開発したWebシステム(ある製品)が、 必要な情報の検索・閲覧や情報の登録(指定された目標)を達成するために用いられる際の、 有効さ、効率、ユーザーの満足度の度合い。」となります。
イントラネットのWebシステムの場合は、ユーザーがほぼ限られているので、 有効さ、効率、ユーザーの満足度の度合いは限られたユーザーから直接聞いたり、勝手に耳に入ってきたりして測りやすく、 駄目な部分は少しずつ改善していけば良いのですが、インターネットのWebシステムは簡単にはいきません。
オペレーティングシステムについてもWebシステム同様、全世界のユーザーが利用するという類似点がありユーザビリティ設計は非常に重要な設計フェーズであり、
ひと前昔にマイクロソフトがWindows95の開発をおこなった時の話ですが、『使いやすいユーザーインターフェース』
を実現するためにある調査・実験をして設計に組み込んだと聞いています。
(この時代はユーザビリティという言い方はあまりしていなかったと記憶しています。)
その実験とは、全くパソコンを使ったことが無い人にパソコンだけを渡して、いくつかの課題を出し操作をしてもらいます。
例えば、「電卓を起動してください。」とか「ソリティアを起動してください。」のような課題です。
操作マニュアルは渡さずに課題をクリアしてもらいます。
使いにくいユーザーインターフェースであれば、当然、課題をクリアできる人が少なく、
使いやすければクリアできる人の割合が多くなります。
そのような調査・実験を繰り返して、画面のどこにスタートボタンやアイコンを配置して、
スタートメニューはどのような表記にすれば、課題が解決しやすく、直感的な操作ができるように設計・開発を行ったということです。
このようにユーザビリティを高めるためには実際に使っていただくユーザーの操作を 直接目で見て、どこが良くてどこが悪いのかを分析することが一番確実な方法だと思います。
全世界のユーザーが私たちの設計・開発したインターネットWebシステムを利用して有効的、効率的に 必要な情報の検索・閲覧や情報の登録を行い、満足していただくことは非常にすばらしいことです。
一般的な、ユーザビリティの考え方や手法は書籍やネットで勉強したりすることは可能ですが、
実際に私たちが設計・開発したインターネットWebシステムを利用しているユーザーの満足度や生の声を聞くことは多くありません。
もっと多くのユーザーの満足度や生の声を聞くことができたら、
お客様の求める最適なシステムの開発を実現する大きな力になるのではないかと思っています。


